2023/02/15
みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」です。
本日のピックアップレッスンはこちらのお二人!
ドラム初心者のお二人ですが、既に曲の練習に突入しています。しかし曲になると思っていたよりも速い8ビートや、今まで自分のペースで練習してきたスピードでは対応できない場面が出てきます。
そこで本日は、スピードを上げるためにも重要なドラムの基本となる4つのストロークをお教えしました。
ハイポジションとローポジション
まずドラムスティックの構え方にはハイポジションとローポジションの2種類があります。
高いポジションに構えるハイポジションと、低い位置に構えるローポジションです。
その2つのポジションからそれぞれ2種類ずつストローク方法があるので、合計4つのストロークがあります。
フルストローク
まずハイポジションに構えて、叩いた後にハイポジションまで戻ってくるのがフルストロークです。
一番動きが大きなストローク方法と言えます。
ダウンストローク
ハイポジションから始まり、叩いた直後の跳ね返りを打面から1cm程度に抑えることでローポジションで終了するストロークです。
主にスネアを打つ時に多く使用されます。
アップストローク
ローポジションに構え、叩いた後にハイポジションに戻るストロークです。
ローポジションから叩き始める際、一度振りかぶってハイポジションに戻ってしまわないよう注意しましょう。
ローポジションに構えたままスティックの先を下に向けることでチップが打面に当たります。
そのままスティックをハイポジションまで戻すことで、スティックを持ち上げながらストロークをすることが可能になります。
タップストローク
ローポジションから始まりローポジションで終わる、いちばん軽く触るだけのようなストローク方法です。
スネアアクセント移動練習などでは基本的にはタップストロークで全てを叩くつもりで、アクセント部分だけダウンストロークにすると良いでしょう。
ダウンストロークとアップストロークをセットで繰り返すと・・・
ハイポジションから始まりローポジションで始まるダウンストローク、打ち終わりにはローポジションにいるのでそこからアップストロークをするとハイポジションに戻ります。
これを繰り返すと腕の振りは1往復で2回叩くことが出来ます。この奏法をアップダウン奏法(ダウンアップ奏法)と言い、速い8ビートやタム回しなどでは必須の技術となります。
この奏法を身につけると、
・速いテンポの曲が楽になる
・強弱がつくのでリズムもよりハッキリと生まれる
・あらゆるフレーズに対応できるようになる
などなど良いところばかりです。ぜひ修得してあなたのドラムプレイに取り入れてみてください。