本日の体験レッスン(基礎=一番カンタンな方法)

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みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のためのバンドサークル「おとかぞく」です。

本日の体験レッスンは3名様でした。

 

50代の男性はギターのご経験があるようですが、ずっと独学だったようでかなりクセがついているようでした。

演奏を拝見したところ、確かに独学ならではのクセが強く無駄な動きが多いようでした。

そこで「オルタネイトピッキング」を中心に練習していただきました。

オルタネイトピッキングとはダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返す奏法で、

最も無駄なく演奏することが可能です。

独学の方に多いのはこのダウンとアップが均等ではなく、無意識に「ダウン・アップ・ダウン・ダウン・アップ・アップ・ダウン・ダウン・ダウン」という感じになってしまうようです。

そこでおとかぞくでは課題フレーズを提示して、ピッキングも全てこの通りにやってくださいという風にお伝えします。

 

二人目の男性はギターの経験が全くゼロの方で、まずはギターの仕組みは簡単な曲、音楽の基礎知識からお教えさせていただきました。

おとかぞくでは95%の方が全くのゼロからスタートですので、ギターの弦が6本あること、フレットの押さえ方、ピックの持ち方などからお伝えしました。

ドレミが弾けたら次はキラキラ星などの簡単な曲を練習していただき、次にコードを押さえてみたり、ご自宅でもできる基礎練習をお教えするのが通常の体験レッスンの流れです。

基礎力がついてコードが押さえられるようになったら、お好きな曲に挑戦!

1か月もすればほとんどの方がちょっとした曲を弾けるようになるので、バンドを組んでライブに出演したりしています。

 

3人目はドラムとギターの2パートを体験していかれました。

ドラムのほうは全くのゼロからのスタートだったようで、基本となる8ビートや4ビートなどをお教えしました。

最初から速いテンポでやろうとするとミスをしてしまって、ミスをするとそのミスが体に染みついてしまいます。

まずはゆっくりでいいので必ず成功を続けることで、その成功パターンが体に染みつき、正しいフレーズを速く叩くことが可能になります。

ギターのほうは多少ご経験があったようで、速弾きにもご興味がおありとのことで、1人目の方と同じくオルタネイトピッキングの練習をしていただきました。

初心者の皆様に一番お伝えしたいのは、「基礎=最短距離」ということです。

好きな曲をはやく弾きたい気持ちはもちろん分かりますが、基礎を疎かにすると途中で上達が止まってしまったり、ぶつかった壁を乗り越えられなくなってしまいます。

基礎というのは実は「最も簡単なやり方」であり「最短距離」のことなんですね。

例えば引っ越し屋さんなんかでは重い物を運んだりしますが、全員が全員ムキムキなマッチョなわけではなく、細い人や女性なんかも働いていますよね?

彼等は重いものを運ぶプロなわけで、一番簡単に持ち上げるコツを知っているのです。

つまりプロとは、「難しいことが出来る人」ではなく「一番簡単なやり方を知っている人」のことなんですよね。

そのプロが一番大事にしているのが「基礎」で、それこそが上達の最短距離です。

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