2021/10/10
みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のためのバンドサークル「おとかぞく」です!
緊急事態宣言も明け、ボーカルレッスンが再開しました!
1.ボーカルの基本は大きな声!
まずは初めてボーカルレッスンに参加した男性お二人です。
お二人とも同じくらいの歌唱力だったので今日は同じトレーニングをしました。
共通して言えることはやはり「カラオケでしか歌ったことがない」ので「声が小さい」ことですね。
今日はまずマイクを使わず大声で会話する練習から。にぎやかな曲をカラオケで流し、その中で会話をします。
この練習は「うるさい中で自分の声を届かせる意識」がつくので最初の練習としては最適です。
慣れてきたら今度はマイクを使わず歌う練習。マイクに頼ってしまう癖を抜いて、自分の声でしっかり遠くに届くようになります。
それが出来たら今度は「腹式呼吸」をお教えして、喉で力むことなく綺麗で大きな声がお腹から出るようにします。
お二人とも90分のレッスンで別人のように声が大きくなり喜んでくださいました。
まずはこれを当たり前として普段から練習してみてください。今日のレッスンでお教えしたことに慣れたら、次はビブラートやファルセットなど色々な技術に挑戦しましょう!
2.女性ボーカルが男性曲を歌うのは効果アリ?
本日のボーカルレッスン3人目は、12月ライブでSilent Sirenさんコピーバンドのギターボーカルに挑戦する女性です。
先ほどの男性お二人と同様、まずは大声でしっかり歌えるトレーニングをしていただいた後、男性曲で練習をしていただきました。
男性が女性曲を歌うのはキーが届かなくて無理してしまったり悪い側面も多いですが、女性が男性曲を歌うことには多くのメリットがあります。
最大のメリットとしては「ずっと喉が開いたまま余裕で歌える」という点です。
女性にとっては男性曲のキーは低く感じ、サビの最高音でも余裕で出せることがほとんどです。
歌というものは「普段喋っている時と同じように歌うのがベスト」と言われているので、喉に無理な負担をかけない方が上手くなりますし、その人の個性も出やすいです。
その点で女性にとっての男性曲はほとんどの場合無理なく歌えるので、ボーカルレッスンの初期のトレーニングとしては非常に効果的です。
男性曲を余裕で歌う感覚を覚えたら、そのままの感覚で女性曲にも挑戦していくと良いですね。
2か月以内には彼女にとって初めてのバンドのリハーサルが始まります!
スタジオでの練習やライブハウスでの本番は、カラオケとは全く違った環境・感触で歌うことになりますので、いろいろなことを感じでまた次の成長に繋げていただきたいと思っています。